【第4回やってみようワークショップ】
~うちの子、学童で大丈夫?~
学童の先生になんでも聞いてみよう会は、
あっという間の2時間でした。
参加してくださったのは、
今度、1年生になる男の子のママ
同じく今度1年生になる女の子のママ
今度、年長になる男の子のママ
今、1年生の男の子のママでした
講師として、学童で働き始めて10年、
その前は幼稚園教諭をされていて、
今は、学童の室長をされている先生に
来ていただきました。
毎年、新一年生を迎え入れてる先生が学童に通い始める前
にやっておいた方が良いことを
いくつかお話し、されていました。
子どもたちがいる時間帯の学童の下見
学童の様子や先生たちの様子、場所を見ておくことは、配慮の必要な子にとっては大切。
➡️このお話しをされたとき、すでに一人のお母さんが来週見学にいく予定~と言ってました。
学校より前に学童は始まり、お弁当になる。
保育園や幼稚園の時と違って、一人でやらなくてはならないことがたくさんある。
例えば、お弁当を何も考えず包むのではなく、
巾着にしたり、お弁当は食べやすく少なくするなど、考えて持たせる
箸ケースからの箸の出し方がわからず、
シャカシャカふって、そのままブスッっと
ごはんに、突き刺して食べようとした子も
いたって
お弁当を本当に数えるほどしか食べたことの無い
子どもはお弁当の時間でつまずくこともある。
みんななるほどって、聞いていました。
お弁当の話が出たところでちょうど
ランチの時間帯に。
美味しい食事をとりながらみんなの笑顔も
増えます~。
食後もまだまだ盛り上がります。
女の子ママは、進学にあたり本当に
たくさんリサーチしそして、学校も色々
見学に行かれていて、本当に偉いな!
こどものことを考えての、行動にいつも
感心させられます。
そして、お嬢さんに合うだろうという
学校を見つけていました。みなさん、
普通学級か支援学級かはまだわかりませんが
支援学級も見学しその雰囲気を見たりして
その学校に決められたそうです。
今、1年生の男の子のママは、入学前から
通級についてしっかり区の担当と話をされ
疑問や不安の無い状態で入学されました。
普通級で支援の先生の手も借りながら
毎日頑張って元気に過ごしてるようです!
先生は、支援の必要な子を学童でたくさん見てきています。
ボールペンで刺されたり、頭突きしてきて鼻をけがされたことも(頭突きはすーちゃん)あったようです。衝動的な子や、気持ちの切り替えのできない子もいるし、反対に静かで困っているのになかなか気づかれにくい子もいる。
そんな風に配慮の必要な子どもたちにずっと寄り添っていきたいという先生は、頭ごなしに怒るのではなく、言葉がつたないから何がいやだったのか説明できないこどもの心の声を聞いてあげたいとも言っていました。
ただ、それを学童の先生が全員意識しているかと言ったら残念ながらそうではなく、理解のある先生もいれば、理解の無い先生もいるのが現実と言っていました。
ただ、どんな時でも大切なこととして3つのことを伝授してくれました。
1.子どもの可能性を否定しないこと。この子はだめだって決めつけないこと
2.今は、本当に一番大変な子育ての時。でもあきらめずに子育てしてればあとで絶対後悔しない
3.仕事してるんだから学童や学校でのことは、おまかせって態度ではなく、他の子より配慮が必要だったりご迷惑をおかけするかもしれませっていう気持ちを見せるとそういう保護者にはみんな自然と寄り添うようになる。
4.悩みごとや不安はそのままにしない
すーちゃんも何度も何度も、ご迷惑をおかけしました。でも、そのたびに、情報共有し、対策を考えました。私は困ったときに、その不安な気持ちをそのままにせず、先生に吐き出しました。
先生の前で泣きました。どうすればいいのかわからなくて泣くこともあったし、先生の暖かい気持ちに
胸が一杯になったことも。
そのどちらも、すーちゃんが手のかかる子じゃなかったら起きてなかったこと。確かに育てるのは
大変だけども、その不安を口に出して、すーちゃんを見てくれる相手に伝えるというのはとても大切なこと。
今だって何か起きるごとに悩みはどんどん沸いてくるけど今回参加したみなさんは、本当に子育てに前向きで見ていて元気が出る人たち。
その人たちがコロナ自粛中も私のブログを見て、
Goopaママも大変だけど頑張ってるからすごく
励みになったと言ってくれました。
入学するにあたって、私はすー姉とすー兄の時は
喜びや期待以外なーんの不安もありませんでした。
むしろ、やっと二人は自分達で登下校してくれる~なんてルンルンだったから。
でも、すーちゃんの入学前は本当に悩みや不安だらけだった。
ひらがなで名前をかけるようにしておいてねと言われ、必死に練習してもしても、ぜーんぜんうまくならないし、いわゆる普通の子の出きることに少しでも近づけなくちゃと思ってお箸も相当練習したけど、握ってしか使えず、靴紐を結ぶことだってできないし、あー、一年生のすーちゃんどうなっちゃうんだろうと、常に不安だらけだったなとまた1年前のことを思い出した。
それでも、今は、こう思ってる。
お箸は握って上手に食べれるならそれでよくない?
すーちゃんは握るの上手だし、本人も困ってない。
大人になってお前、お箸の持ち方変だぞ!と誰かに言われて恥ずかしいと思ったら
1.練習して持てるようになるかもしれないし、
2.洋食を常に食べる人になるかもしれない
靴紐を結ぶことができなくて大人になったら
1.石田純一のようにローファーをはけばいいと思う。
2.スニーカーでも今は、靴紐の部分がゴムになっててはきやすいものもある
ってこんな具合に不安に思うことは、1つずつ解決していけばいいんだよ。
そして、前を向いて積極的な育児をしているママたちと出会うと同じあるあるで悩んでたりすることもあるけれど、話すことによって意外に解決策もあるよって学ぶことも多いなと思った、有意義な2時間でした。
今回直前で来れなくなった方も数名いたけれども
みんな色んな調整をしながらいつも応援してくれることに感謝してます。
さあ、次のワークショップは、親子参加型で
検討中、楽しみにしててください!
阿佐ヶ谷にある百瀬食堂さん、お世話になりました。百瀬食堂のこと | momoseshokudowww.momoseshokudo.com
友人に紹介してもらったお店で、忙しい日常からちょっと一息ついて体の喜ぶ美味しいものをというコンセプトは本当に今回も毎日がんばる、ママたちの心も体も満たしてくれたこと間違いなしです。
炊きたてのごはんにお肉、魚、野菜、どれも鮮やかに彩られてお皿に盛られ運ばれてくると目で楽しみ、味を楽しみ、心で楽しむという良いとこ取り。
是非、みなさんもお出掛けください。